2017年10月17日火曜日

 雨、雨、雨。そしていきなりとても寒い。夏からじょじょに冬になっていく感覚ではなくて、ページをめくったらいきなり冬になってしまったような。軽装で自転車を乗り回して楽しい季節が終わってしまったらしい。涙、涙、涙。

 焼き鳥屋さんにカメラを忘れてしまい、夕方に取りに行った。アイポッドを充電して、
音楽を聞きながら街に出る。冬はものおもいにはとてもいい季節。ものおもいに向かない季節なんて私にはないのかもしれないけど。

 本吉によって、買いたい本がないか探してみる。どれを手にとってみても、読み終える自信がわかない。好きな本を反復して身体に染み込ませるのが好きで、一回だけ読むのは苦手。旅行をするきにならないのは、好きになった場所には何度も通いたいからだと思う。
 
 焼き鳥屋さんも、本吉も、とても近くにあるから何度もいける。本吉の100円コーナーで、金原ひとみの「星に落ちる」と買ってみる。オレンジに銀の文字の装丁が好きだったから。1個目の短編を読み、新鮮さを感じる。恋人のいる男の人が好きで、
その人と会えると安心すると同時に愛がさめていっているのではないかと疑心暗鬼になる女の子の視点から描かれた物語。そういう子って、こういう風に思っていそう、という感じがすごくよく描かれていたと思う。

 きっと好きな人が思い通りにならない時、女の子はこんな風に不安になるんだろうなと
思う。ただ共感するかというと、全然しない。こういう時はこういう感情になる、という方程式が私にはあまりあてはまらないのかもしれない。好きな人に恋人がいて不安になる感覚より、好きな人を見つけたことが嬉しい感覚が買ってしまう。目の前にハムがあったら「ハム食べたい!」って思ってしまい、これは誰のハム?と質問をしてしまうのを忘れてしまう。しっぽはパタパタゆれて、ヨダレもたれる。アホなのだと思う。

 言葉に繊細さを感じて、心地のよいリズムではあった。他者の感覚を知るのは好きだから、読んでみてよかったなとおもう。



2017年10月16日月曜日

逆転することができない、エントロピーの法則のことを考える。「できない」といわれると「できるかもよ?」と思ってしまう。
科学番組を見ていたら、もしもエントロピーの法則(すべてが無秩序に向かっていくという法則)に反抗したければ、ものすごいエネルギーが必要になるって。

ものすごいエネルギー。

つねにものすごいエネルギーを使って、秩序に向かわないといけない。

雨、雨、雨。世界はとっても寒くなってきた。

2017年10月15日日曜日

携帯の電源を切ったまま半日を過ごし、念のためと電源をつけてメールをチェックしたらお店から3通ほどメールが。。電話をかけると、「携帯の電源はいれておこうね」と一言。

仕事の用事で渋谷にいき、一時間ほど時間があいたので、街を散策する。
といっても見たのは109。秋のセールをしているらしく女の子たちがハロウィン風の衣装を着て、タイムセール中!とか叫んでる。

一階から6階までグルっと回って見つめてみる。洋服も、チラ、チラ見てみる。
通り過ぎる女の子たちもチラチラ見てみる。彼女たちは雑誌の中の女の子たちを真似するのがとても上手だと思う。どこかにお手本があって、それにどれだけ近づけるのかということにプライドを感じているのだと思う。インスタに乗せるためか、カメラを向けると店員のお姉さんはすぐに顔をつくってピースをする。顔の筋肉の動かし方が素早くて思わわず見入ってしまう。

 世界はとっても不思議な場所。目をまんまるくさせて見つめてしまう。
 鏡にうつった私は雑誌の中には到底入り込めなさそう。雑誌の中にも小説の中にも飛び込めず。

 ついでにドンキホーテにも入ってみる。ものがいっぱい。
 もの、もの、もの。ここにももの。もの、人、もの、人。
 私たちは何を買うためにこの世界に生まれてきたのか、考えるためにドンキホーテに行くのです。うさぎと亀の形をしたビスケットがとても可愛かったので、買ってみる。

 私はうさぎなのか、亀なのか。うさぎの形をした亀か、あるいは亀の形をしたうさぎか。歩くのがとっても遅いうさぎか。それとも早足の亀か。んー私は歩くのがときどきすごく早くなる亀かなぁ。でも普段はあまりにも遅いので、みんなにヤーイヤーイと、石を投げられて。それで、そこに心の優しい浦島太郎がやってきて。あ、違う物語だ。

 と、無駄に(とても無駄に)考えを膨らまして、ドンキホーテで買ったビスケットは案外美味しかった。



 


2017年10月14日土曜日

 雨、雨、雨。赤いボーダーのセーターを着て出かける。
 仕事が案外忙しく、勉強、製作に頭があまり回らなくなってしまった。化粧をしながらシックスセンスについての科学番組を見る。ヒョエエ ドヒャアア 驚きが止まらない。
 
 現代アートの本をペラペラめくる。ドキドキする。でも驚きは、そんなに感じない。
 才能がある人たちなんだなぁと思うけど、ヒョエエ ドッヒャア は科学の話を聞いてるときのほうが大きい。やっぱり現実の方が、人間の創造物よりも面白く感じてしまう。

 その科学番組が「意識」というものがお互いに作用する力について解説していた。
 一人の意識が他者の意識に連動し、「総合意思」を作り出す。というもの。

 現実の方が、人間の作ったものより面白いね。っというと、世界は少し照れる。
 じゃあ、もうちょっといい役割にキャスティングしてあげようか?なんて。
 枕営業みたい。

 帰り道、美容院の女の子が追いかけてきて、写真についていくつか質問をしてきた。 
 立ち話をしながらキャッキャと話す。飲みに行こうねと約束する。携帯番号を教える。
 おうちで中華弁当を食べて、製作について考える。彫刻家に電話したら話がどんどん
 脱線して、笑が止まらない。私たちは昔から脱線が得意で、脱線しているうちに物語がまったく違う展開になってびっくりすることがある。

  美味しいパンをたくさんしってる彫刻家を目指して頑張っているみたいなので、
 私も美味しいコーヒーをたくさんしってる映像作家を目指して頑張る!
 
 

2017年10月12日木曜日

 彫刻家と一緒に街を散歩したときに買った黒いイヤリングがとても気に入って、毎日つけるようになった。ホットピンクのリップも、朝つけると楽しい気持ちになる。

 今日はとても天気がよくて、10月なのに夏みたいな気持ちで街を歩いた。
 昼ごはんはいつもの中華屋さんで五目麺。550円。具はたっぷり入ってて味もとっても美味しい。お会計の時に「あつい、あついね。」と一言。ブックエンドコーヒーでアイスカフェラテを飲む。

 母親から頻繁に電話がかかってくる。ヘルメットを買いなさい、クリムトの絵画を紹介する面白い映画をみたわよ。それから、去年シーツを燃やしてしまったあの電気ストーブは危険だから使うのをやめなさい。などなど。

¥ 

2017年10月9日月曜日

今日は撮影。化粧はどうせ取れるからとあまりせず。キャップをかぶっていったのに、
ストロボがあたってかぶれず。やんちゃな小学生みたいに後ろ向きにかぶろうか迷ったけど、恥ずかしくてやめた。
とても雰囲気のいい幼稚園だから、のびのび楽しい気持ちで撮影できた。もちろん反省もたくさん。帰り道、ぷらぷらと歩いてたらお客さんと偶然会ってなぜか煮物をもらった。

後輩の女の子と打ち上げがてら今成で飲む。体を動かしたあとのお酒はいいなぁと思う。
だらだら飲むのとは違う爽快感がある。しめのラーメンもとても美味しかった。

そういう日常にほくほくとした気持ちで家に帰ったら、久しぶりにある人から連絡がきていた。私の尻尾がパタパタゆれる。心から言葉が溢れ始める。普段はふちどってはいけないと自分に禁じているような言葉が自然と、その人の視点に反応して形を求めてさまよい始めるのを感じる。

その人の言葉には私の目を冷ます力がある。流されやすい私の足を止める力。その人の言葉は形状がしっかりしていてだけどとても柔らかい。フォークではなくスプーンで食べれるような感じ。何を食べているかはよくわからなくても私はとても嬉しくなる。だから、嬉しそうにしていると、不思議な顔をされる。

かつてのバンド仲間が東京でツアーをするらしい。少し聞いてみただけで、現実認識が180度変わってしまうような、感性の鋭さを感じる音楽。その人のパフォーマンスをみるために、私は一人でニューヨークのブルックリンのライブハウスに足を運ぼうとしたのに、あまりの大雨で、会場が変わってしまって、あきらめたんだっけ。今回は、きちんと足を運ぼうと思う。

2017年10月7日土曜日

今日は休日だけど、カメラをとりにお店にいった。富ヶ谷の古着屋さんで買った水色のセーターを着る。気温が急に下がったので体がついて行ってないみたい。
朝はすこしだけ科学の勉強をする。偶然と発見の関係について。
街案内をしばらくしていたので、ペースが乱れてしまい、机に久しぶりに座った気がする。知りたいことを知っていると心が喜ぶ。だからやっぱりしばらく遊ぶのは禁止にする。

お腹が減ったので、お店からの連絡を待たずに出かける。
明日は晴れるのでキャップでも買おうかなと街を散歩して、シモキタとかかれた白いキャップを買った。かぶると案外似合う。つばの裏側が緑色なのがいい。少しつばの部分が汚れていたので、400円ほど安くしてもらえた。

お店に入り、店員の男の子と少し話す。たわいもない話。
日常を少しアップデートするだけの。飲み会に誘ってくれたので、「目標を達成するまで遊ばないことにした。宣言しちゃったから遊びにいったら罰金なんだ。だから罰金払ってくれるならいいよ。」といったら「払ってもいいよ。」とのこと。なんてありがたい話。

上司には「孤立するからやめなさい」と言われた。でも私は孤立したい。一人で、立ってみたい。よろよろとしていたとしても、一人で。

 If you feel lonely when you are alone you are in a bad company といったのはサルトル。

私が一人で立ちたいと思えるのは、きっとGood company にいるからだと思う。

2017年10月6日金曜日

下北沢の古着屋さんで買った赤と黒のボーダーのセーターを着て出かける。奥様はすぐにそれに気づいてくれた。仕事ではそろそろ運動会の撮影なので、カメラの復習をする。

お昼は渋谷に行ったのでついでに散歩をする。麗卿に入り、五目焼きそばを食べる。
店長らしき人が近寄ってきてこれをつけると美味しいよ、とか、春巻き食べきれないなら包んでおくよと声をかけてくれる。どうもお土産を買った他のお客さんと間違えていたみたい。松濤の方まで歩き、カフェに入る。空間は気に入ったけど、コーヒーはネスカフェの味。

先輩が私の撮った写真を見て、「なんでよりによってこんな写真を?」と言っていた。
私はなんだかそれが可笑しくて笑ってしまう。

ギャラリーで多くの人を相手に自分の写真を説明しなくてはいけなかったときは苦痛に感じたけど、こうやって率直な意見を聞くと、新鮮さと驚きを感じる。私はかざらない言葉が好きだから、自分への率直な批判には耐えることはできる。耐えられないのは、人工的な優しさ。思いやりというお揃いのドレスをきて兵隊のように足並み揃えてマーチをする言葉たちをみると、気持ち悪くなってしまう。「そんなの、ちっとも優しくない。」

クンクンと匂いをかぎ、優しいつもりで渡されたその言葉を私は平気でつきかえしたりする。私がよろこぶ言葉は私を笑わせてくれる言葉。優しい言葉より、クスクス笑える言葉のほうが、生きる力をくれる気がする。




部屋を片付けると、気分が少し落ち着くようになった。発酵したパイナップルを捨てて、
冷蔵庫の上をよく吹いて、たまっていたゴミを捨てて、床を雑巾掛けをする。
シーツを洗って取り替えて、ガーゼのような生地のブランケットを上に引く。

お気に入りの緑色のキャミにリーバイスのジーンズをはき、ホットピンクの口紅を塗ってでかける。

お店につくと気分が落ち着く。仕事はやっぱりとても楽しい。

帰り道に一番街のカップケーキ屋さんに行った。姪のバースデイのため。
ピンクが好きなので、ピンクのクリームののったケーキを2つと、ハロウィンのカップケーキを2つ買う。箱に詰めて100円のリボンもつけてもらう。

自転車に乗って姉の家に向かい、夕飯を食べてから姪にカップケーキを見せるとニコニコ嬉しそうに食べていた。リボンをつけて「プリンセスみたいだね」って。

3歳になったらおしらになるっていっていたことを思い出して、おしらになった?って聞いたら「まだ。」とのこと。私もおしらになれるかな?と聞いたら「なれるよ!」と励まし口調でいってくれた。おしらになれるなら、私も頑張る。




2017年10月4日水曜日

 さて、リセット。(とそればかりしていても仕方ない)
 言葉が心の中にたまっていくと、今度は私はそれを排除しはじめる。違和感を感じたものは記憶から消し去ろうとする。「さようなら、さようなら」私はさようならばっかり言っている気がする。

 今日は間違えて出勤日でもないのに職場にいってしまった。
 修行僧のつもりで生きようと決めて、nyの先輩のTシャツをまた着てみる。
 下北沢の食器屋さんで買った700円のホットピンクのリップを塗ってみたら結構似合う。上には三軒茶屋の古着屋さんで買ったベビーピンクの刺繍の入ったアウターを羽織る。「間違えてきちゃった」とスタジオの人に挨拶をするとみんな大笑い。久しぶりにあった奥さまは相変わらず目がとてもきれいで、目を合わせただけで心が少し浄化される。